おしゃれなオフィス階段を演出する間接照明のおすすめ
階段の照明をデザインしよう
オフィスの照明デザインというと,ワーキングスペース,またミーティングエリア,休憩スペースの明るさ,雰囲気などが重要視され,階段,それも照明のデザインというのは後回しにされがちです。
しかし,オフィスにとって階段というのは意外と重要であることに気付いている人は少ないでしょう。「来客が最初に通る場所」,「仕事に向かう社員が直前に目にする景色」,であったり,「防災上の避難路」という意味もあったりします。そのオフィスに携わる人間にとっての「気分を良好な方向にもっていく」ためのスペース,としての階段です。
階段という,普通ならあまり気に留めないところをセンス良くおしゃれなデザインができれば,「一歩先を行く会社」という印象を与える絶好のチャンスです。来客にいい印象を与える,社員のモチベーションを上げる,リラックスさせる,そして防災,安全の面も考慮します。安心安全でセンスの良いオフィスづくりのためにも,階段の照明はよく考えて導入することをお勧めします。ここではオフィスの階段をデザインして間接照明を導入する案をご紹介しましょう。
スクエアテープライトを手すりに使う
オフィスの階段に細長く線状に光る照明を配置するデザインはなかなか前例がすくなく,注目を浴びやすい良い事例になるのではないでしょうか。
富士メディシエの「スクエアテープライト」は,裏面が両面接着テープになっており,ペタっと貼るだけで施工できるため工事が簡単なのが良い所です。取り付ける場所の長さに合わせてカットして調整することができますし,もう一つ接続してさらに長くすることもできます。LEDチップはポリウレタンの内部にあるので、フレキシブルに曲げられ,曲がり角やカーブする場所があったとしても,それに沿って取り付けられるのが良い所です。
細い線状に光りますので取り付けるスペースは狭い所でも大丈夫です。光の色も電球色・白色・昼白色の3種類があり,雰囲気に合わせて選ぶことができます。
直接光源が目に触れないように,凹凸をうまく利用して設置するのがコツです。
よい例が階段横の手すりの裏または下面を設置します。ライン状の光源は階段のような線上に移動する場所に最適で,きれいに光が伸びた感じが場所的にぴったりです。おしゃれにデザインされたオフィス階段の雰囲気を盛り上げてくれることでしょう。
テープライトを足元に使う
手すりの裏,又は下面への設置も効果的ですが,足元も明るくできたらさらに好印象になります。美しくデザインされた階段であると同時に,安全面への配慮ということを考えれば結構重要なことです。
テープライトは細長く,直接目に触れないよう隔して設置できますので,階段のステップの蹴り込み板の上端,または段鼻があるつくりの階段の場合はその裏などに設置する方法も効果があります。足元の階段の各面に光が反射し,段差がはっきりと視認できるようになるともに,奥行きあるように見え立体感が生まれますのでなんとなく広く感じるという効果もあります。また,壁側の足元に側桁がある場合で,光源をうまく隠すことができれば,そこへの設置も効果があるでしょう。
仕事中の人が急いでいたりすると足を踏み外す原因にもなりかねません。テープライトを使って足元をかっこよく間接照明できれば,安全機能とデザインが一致した形での美しさも生まれるでしょう。
まとめ
テープライトは形や色に変化をつけることができるので,おしゃれにデザインされたオフィス階段には最適でしょう。その応用範囲はアイデア次第で無限大です。
自由にアイデアを膨らまして,誰もがうらやむようなおしゃれでセンスのいいデザインのオフィス階段を演出してみませんか。